私たちの日常生活で、ユニフォームを見ない日はありません。そしてユニフォームを見ただけで、どんな職種かを推察することができます。それはユニフォーム自体が発信している情報を、私たちがしっかり受け止めているからです。
ユニフォームは、単なる衣服や作業着ではなく、人と人、組織と組織、人と組織の接触をスムーズに進めるため、前提となる情報を明確に示す重要な役割を果たし、また着用者の愛社意識や連帯感を高め、仕事への意欲や気持ちを引き締める役割も果たしています。
「良いユニフォーム」は、相手の信用と安心を得て表情を和ませるとともに、着用者に仕事に対する自覚を促します。そして、同じユニフォームを着た同僚との連帯感の醸成や仕事への向上心を起こすシンボル的な役割もあります。しかし、そのような重要な役割を持つにも関わらず、そのような理解が浅いため、不況時には削減や廃止の対象になってしまうことも少なくありません。
そこで、ユニフォームに携わる我々が魅力的な伝道師となって、ユニフォームの役割を正しく伝えるために「レディースユニフォーム・プロの基礎知識」を作成しました。『好きこそものの上手なれ』ということわざがあります。自分の知識を高めることでユニフォームがさらに好きになり、それによって発生する数多くの注文が励みとなって、さらに仕事を好きになる好循環のきっかけとなれば、幸いです。